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帯状疱疹の初期の治療

帯状疱疹の初期にはウィルスが盛んに増殖し、疱疹の個所をひろげ痛みも増していきます。
このため、抗ウィルス薬でウイルスを抑制し、そして痛みに対しての2本柱での治療が行われます。

 

■ 皮膚の治療(抗ウイルス薬)
帯状疱疹で皮膚に現れる赤い疱疹は、ウィルスが盛んに増殖している証拠です。初期の段階ではまず、抗ウイルス薬でウイルスの増殖を押さえます。
抗ウイルス薬を早期に使うことで、症状の悪化を防ぎ、皮膚や神経のダメージを軽くして病気の期間を短くすることが期待できます。

 

以前は点滴によることが多かったですが、現在では吸収の良い飲み薬の抗ウィルス薬ができているので飲み薬を処方されることが多いようです。

 

尚、飲み薬は薬の成分の血中濃度を一定にするため、8時間毎に飲むことになります。(入院でない場合、8時間毎は結構たいへんです。)
最初の5日から一週間程度の飲みます。

 

■ 皮膚の治療(軟膏・抗ウイルス薬)
軟膏も抗ウイルスですが、これは皮膚から塗ってウイルスを押さえ、拡散も抑制します。
飲み薬や点滴の抗ウイルス薬に対して補助的に処方されます。

 

ただ初期においては、患部に直接塗るので効果はあり、痛みを軽減し「楽になり、気持ちいい」ようです。

 

■ 痛みに対しての治療
帯状疱疹の痛みを我慢する状態が続くと、痛みに対して敏感になり、普通は痛みとして感じない程度の刺激でも、「痛み」として感じるようになってしまいます。表現は良くないかもしれませんが、「痛み」を我慢すると「痛み」の興奮状態を体が記憶してしまいらしいのです。

 

そのことは帯状疱疹の治りを遅くしますし、その後に痛みが残る可能性がでてきます。
決して痛みを我慢しないで、どんな痛みなのかお医者さんに詳しく説明し、痛みの程度に応じた消炎鎮痛薬による治療を受けてください。

帯状疱疹の原因と症状の情報を紹介!

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