帯状疱疹 皮膚病 ウィルス

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帯状疱疹の原因

帯状疱疹の皮膚表面を電子顕微鏡で調べてみると、そこに存在したのはなんと・・・

 

「水ぼうそう」のウイルス!

 

帯状疱疹の原因は子供の時にかかって免疫ができているはずの「水ぼうそう(水疱瘡)」のウィルス(ヘルペスウィルスの一種)なんです。子供の時に水ぼうそうに感染したときには、「専用の免疫」が作られてあっという間にウイルスを退治してくれます。そしてその「専用の免疫」ができたおかげで水ぼうそうには2度とかからなくなります。

 

ではなんで帯状疱疹に「水ぼうそう」のウイルスと考えてしまいます。それは免疫が水ぼうそうのウイルスを退治してくれますが、そのウイルスの一部は遺伝子の形で体内に潜伏し続けるんです。そしてその体内の場所が、神経細胞が集まった「神経節」という個所です。

 

その潜伏を続けていたウイルスが、過労やストレスなので体の免疫力が衰えた頃を見計らって、再びウィルスとして姿を現し増殖し始めるのです。しかもそれは神経に沿って、神経細胞を傷つけながら増殖するため痛みを伴いながら皮膚に達し帯状疱疹として現れます。

 

神経系は左右別々になっているので、帯状疱疹も左右どちらかだけ現れます。

 

帯状疱疹の発症:
1.子供の時に「水ぼうそう」にかかって治る。
2.「水ぼうそう」のウイルスが体内(神経節)に潜伏。
3.「水ぼうそう」のウイルスが姿を現し増殖する。
4.神経細胞にそって帯状疱疹を発症。

 

帯状疱疹になる体の抵抗力を低下させる要因:
■ 過労
■ 睡眠不足
■ ストレス
■ 不規則な生活
などです。 無理をせずに、栄養と睡眠を十分にとり、規則正しい生活をすることが大切です。

帯状疱疹の原因と症状の情報を紹介!

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